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７．ゆるしのレッスン （ジェラルド・Ｇ．ジャンポルスキー）
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「ゆるしのレッスン」 ジェラルド・Ｇ．ジャンポルスキー
他人の行動を解釈しないこと
裁きの思いをすべて手放すこと
何かをコントロールしようとしないこと
罪悪感、非難、自己卑下を手放すこと
他人を悪者にして正義ふりかざさないこと
期待を手放し、他人はこうあるべきだと思わないこと
あれこれ推測しないこと
他人や自分の中に過去の影を見るのをやめること
人や自分を責める思いをすべて手放すこと
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多くの人たちは、人生で傷つき、不当な目にあったと感じています。
そして、最後に人生を振り返ったとき
内なる心の安らぎを妨げるものがあるとしたら、
それはただひとつ、癒されていない人間関係なのです。
ゆるすということは、
あなたを傷つけた人をゆるすということは、
その人には責任がないと見なすことではありません。
ゆるすということは、
ただ「こうであればよかったのに」という思いを捨てることなのです。
ゆるすには早すぎることも遅すぎることもないことを、
私たちはくれぐれも忘れてはならないと思います。
今日、私は怖れよりも喜びを大切にします。
喜びこそがありのままの私の状態で、
それが愛や心の安らぎとつながっていることを、
忘れないように。
当たり前の状態である幸せを妨げているのは、
ただ私自身の怖れや裁きの思いだということを、
どうか忘れずにいられますように。
裁く思いをすべて手放すと、
人生は笑い声と喜びでいっぱいになります。
私たちは、あらゆる人間関係から学ぶことができます。
出会う人すべては、忍耐について教えてくれる先生、
忍耐の大切さを教えてくれているのです。
何も期待せず、結果も考えずにただ与えていると、
自分という存在の核にある、
愛と喜びと安らぎがとけあった何かを体験できます。
それは、見返りをまったく考えず、
感謝されたいとか認められたいという思いを、
すべて手放した瞬間に感じられるものです。
私たちの心の本来の状態は、優しさそのもの。
どんな思いを抱くときも、
どんな行動をとるときも、
優しさこそが純粋な神の愛の表現であり、
その愛はいつも私の中に宿っているのだということを、
忘れないようにしましょう。
私たちは愛を伝え、
愛を教えるために地球に生きているのではないでしょうか。
いや、もっと言うなら、
愛を教えるためにだけ存在しているのではないでしょうか。
愛だけが存在し、存在するものはただ愛だけ、
というのが真実です。
自分の目的や本質、そして自分が誰なのかを思い出せば、
私たちは宇宙と調和をもっと感じるようになり、
無条件の愛とゆるしを周りの人たちに
ごく自然に差し伸べられるでしょう。
そして、この物質世界を超えたところに、
地上のどんな光よりも明るい光があると、ちょっと信じてみませんか。
いままであなたが見たことのある、
どんな光よりも明るく、愛に満ち、美しく力強い光です。
そして、そんな光の源が存在すると考えてみませんか。
生きとし生けるもののすべてを創造したエネルギーで、
あなたや私を含め、地球上に存在するすべてがその一部なのです。
ほんの一瞬でもいいから、
あなたもその光のきらめきであり、この世を照らす光なのだということ、
そして光源から光を受けて光そのものとなり、
出会う人すべてを
聖なる愛の光で照らすためにこの世に存在するのだ、
と考えてみましょう。
「私はこの世の光。
一人残さずすべての人に聖なる愛の光を注ぐこと、
それが私の役目」
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「ゆるしのレッスン」著者：ジェラルド・Ｇ．ジャンポルスキー／
出版社：サンマーク出版
からの抜粋です。
この本には、「ゆるす」とは、どういうことか、
どのように行動したらいいのかについて、具体的に方法が記されています。
もしも、人生で傷ついたり、不当な目にあったように感じたり、
苦しんでしまいそうになることがありましたら、
上記の言葉たちを読んでみてくださいませね。
「ゆるす」ことの真髄だけではなく、
誰もがみな、本来は優しさあふれる心をもち、
聖なる愛の存在なのだということを実感させてくれることと思います。
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